シャトレ中井三条

 江戸時代の銀座であった、両替町通りに面する。町家が点々と残る通りは、未だ職住混淆地域であるが、町並みの更新はかなり進んでいる。用途は、1階がオーナーの事務所であり、2階から5階はオフィス街の後背地という立地から、勤労者を対象とする広いめのワンルームマンションである。外観は、半地下にガレージを設ける為に浮き上がった本体に軽快感を与えることと、和風イメージの表徴として、直径200m/mのアルミパイプで組んだ桝目格子の幾何形態で構成し、濃いグレーの色調でまとめた。

Information

所 在 地 京都市中京区 構  造 鉄筋コンクリート造
敷地面積 242.22㎡ 階  数 地上5階・地下1階建
建築面積 192.67㎡ 用  途 事務所兼共同住宅
延床面積 1,060.90㎡ 完成年月 平成5年3月