城陽K邸(北棟)
別掲の南棟とのペアー住宅である。敷地が南北に長いため、木送平屋建の両親の住宅を南に、鉄筋コンクリート造2階建の本棟を北側に並行に配した。東側が近鉄奈良線の軌道であるため、東側をアプローチとして西側に主要室を配する。南棟をすり抜けるにつれ全貌を現すアプローチのシーケンスの変化を意図的に演出した。間取りは玄関のある中央部分で東と西に分節し、東に応接ゾーンと子供部屋、西にLDKと主寝室を配する。外観は1・2階の室割を合わせた部分ごとに独自の形態を与え、その集合による多様性と調和を狙った。
Information
所 在 地 | 京都府城陽市 | 構 造 | 鉄筋コンクリート造 |
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敷地面積 | 926.13㎡ | 階 数 | 地上2階 |
建築面積 | 186.28㎡ | 用 途 | 専用住宅 |
延床面積 | 283.50㎡ | 完成年月 | 昭和63年4月 |