五健堂本社屋
施主様は食品物流業をメインとした会社で平成元年の創業から成長を続けている。今までいくつかの敷地に倉庫が分散して作業効率が悪かったのを、1つの建物に集約し作業効率を改善する目的が今回の工事である。同時に施主様の長年の目標であった「京都ナンバーワンの物流センター建設」であり大変意義のある工事でもあった。
敷地は土地区画整理事業区域の中にあり、整理事業の工事が途中段階にあるため、周りに建物がほとんど無く荒涼とした雰囲気がある。
今後、工業地域として発展していくなかで今回の建物がベンチマークとなり牽引役となるよう心がけた。また企業イメージを表出させようとして外壁にメタリックなシルバー色の鋼板を選択、事務所棟の外壁はスパンドレル鋼板張り、倉庫棟は角波鋼板張りとし、建物の用途毎に変化を持たせた。エントランス部分は城の金属パネルを基調とし、食品を扱う企業として清潔感を持たせた。
Information
所 在 地 | 京都市伏見区 | 構 造 | 鉄骨造 |
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敷地面積 | 4,520.36㎡ | 階 数 | 地上3階・地下1階建 |
建築面積 | 2,668.51㎡ | 用 途 | 倉庫・事務所 |
延床面積 | 5,821.10㎡ | 完成年月 | 平成19年10月 |