ローム社屋

IC部品で急成長を遂げた地元企業の社屋である。周辺は、工場や倉庫が点在する中に、古い木賃アパートが混在する雑然とした地域である。プランは事務スペースのコアーを分け、コアーを西側に配することで西日を避け、安定した採光を守った。外観は、ラスタータイル貼の壁面とサッシュ面を同面で処理することで、シンプルで実在感は低いが雑然とした町並に新風を吹き込むことを目指した。

Information

所 在 地 京都市右京区 構  造 鉄筋コンクリート造
敷地面積 1,394.90㎡ 階  数 地上4階・地下1階建
建築面積 679.38㎡ 用  途 事務所
延床面積 3,272.99㎡ 完成年月 昭和61年3月