京都医療科学大学 本館増築
京都府南丹市園部町のJR園部駅近く、自然が多く残った山間に位置する。
日本のレントゲンの父・島津源蔵氏が昭和2年に放射線技師教育機関として設立してから約80年の歴史(2007.10現在)を持つ学校である。
本建物は、短期大学から4年制大学に移行するために計画された。
大学の新本館として、教室・図書室・多目的ホール・教員室・事務室等で構成されている。
構造は鉄筋コンクリート造であるが、最上階多目的ホールを無柱とするため、屋根のみ鉄骨造としテンション材(引張)を採用している。
設備は、機器置場を各階毎に配し効率とメンテナンス性に配慮した。
加えて、換気は全てロスナイ(熱交換器)を採用しエネルギー効率も追求している。
JR園部駅から、坂を上ると「正面の大階段」+「2層分の高さを持つ列柱」が姿を現す。このファサードが現在の大学の顔となっている。
Information
所 在 地 | 京都府南丹市 | 構 造 | 鉄筋コンクリート造 |
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敷地面積 | 19,677.66㎡ | 階 数 | 地上5階建 |
建築面積 | 858.93㎡ | 用 途 | 大学 |
延床面積 | 3,383.94㎡ | 完成年月 | 平成18年12月 |