グループホーム ローズマリー

本計画は長岡ヘルスケアセンター、老人保健施設、その他自立訓練事業や就労支援等様々な医療・福祉分野で地域に貢献している長岡記念財団の新規事業「グループホーム ローズマリー」である。
敷地の道路側は住宅地だが、反対側は母体である病院に接しており、医療・看護の面で手厚いサポートが期待できる希有な条件となっている。
デザインに関して施主様より「施設らしさを無くしたい」というご要望を頂いたなか、外装は既存病院に合わせたタイル張りの外壁とし、アール屋根を掛けることで周囲と調和するデザインとした。
インテリアは木目を基調とし、丸棒ではなく長押状の手摺や、柄クロスの効果的な採用により戸建住宅のイメージに近づけている。
 共同生活室には入居者が調理を楽しめるオープンキッチンと、既存庭園を眺める大きな窓を設けることにより、明るく、四季を感じられる快適な空間とした。
(文責:秋田)

Information

所 在 地 京都府長岡京市 構  造 鉄骨造
敷地面積 547.18㎡ 階  数 地上2階建
建築面積 285.01㎡ 用  途 老人福祉施設
延床面積 553.32㎡ 完成年月 平成27年3月